マルちゃんの新商品「マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)博多豚骨ラーメン」のCM。
このCMに出演しているのは俳優・一ノ瀬ワタルさん。博多弁を使っているのが印象的ですよね。
しかし調べてみると、意外なことに一ノ瀬さんは博多出身ではありませんでした。
博多出身じゃない!? 一ノ瀬ワタルさんのプロフィール
一ノ瀬ワタルさんは、現在俳優として活躍中で、もともとプロ格闘家という異色の経歴を持っています。
最近ではNetflixのドラマ『サンクチュアリ -聖域-』で主演を務め、その名を全国に広めました。
そんな一ノ瀬さんですが、実は福岡県の博多ではなく、佐賀県嬉野市の出身です。生まれたのは福岡県久留米市です。
ちなみに博多(福岡市博多区)と嬉野市の距離感を以下の地図で示しています。
ルートの途中で一ノ瀬ワタルさんが生まれた久留米市もあります。
一ノ瀬ワタルさんは、幼少期を佐賀県嬉野市塩田町で過ごしました。嬉野市立塩田小学校、嬉野市立塩田中学校を卒業後、格闘家を目指して上京し、現在は俳優として活動しています。
彼が出演している「博多豚骨ラーメン」のCMでは、博多弁を使いながらラーメンを豪快に食べる姿が印象的ですが、博多との直接の関わりはあまりなさそうです。
マルちゃんのコメントと「博多」の違和感
マルちゃんのCMで一ノ瀬ワタルさんを起用した理由について、メーカーは「九州出身の一ノ瀬ワタルさん」とコメントしています。
これ自体は間違いではありませんが、佐賀出身の彼が「博多の味が恋しくなる」と言うシーンには、少し違和感を覚える方もいるかもしれません。
メーカーは、「帰宅後の一ノ瀬さんが博多の味が恋しくなり『マルちゃんZUBAAAN!』を豪快に食べる姿を見ていただくと、食べたくなること間違いなしです。」とコメントしていますが、実際の彼の故郷である佐賀では、博多ラーメンとはすこし異なるラーメン文化が根付いています。
一ノ瀬ワタルさんの故郷・嬉野市のラーメン事情
一ノ瀬さんの故郷・嬉野市には、さまざまなラーメン店があります。特に人気があるラーメン店を調べると、以下のような特徴があります。
- 1位の店・塩ラーメン(人気No.1)
- 2位の店・魚粉が効いたスープ
- 3位の店・あっさり豚骨ラーメン
- 4位の店・湯豆腐ラーメン
- 5位の店・細麺、中濃の豚骨スープ
1位が塩ラーメンというのは驚きですが、豚骨ラーメンも人気で、嬉野でも豚骨文化が根付いています。
一ノ瀬さん自身、CMの撮影時に『マルちゃんZUBAAAN!博多豚骨ラーメン』について「まだまだ食べたいです!」とコメントしていることから、彼も博多豚骨ラーメンが大好きなようです。
ただ、メーカーが佐賀と博多をいっしょくたにしているような点が少し気になりました。
ZUBAAAN!博多豚骨ラーメンのCM
『マルちゃんZUBAAAN!博多豚骨ラーメン』のCMでは、一ノ瀬ワタルさんが「渡る世間が冷たいときは、博多の味が恋しくなるとよ」と博多弁を話し、ラーメンを美味しそうに食べるシーンが印象的です。
最後には、まんめんの笑顔でカメラに向かう一ノ瀬さんの姿も、見ているだけでラーメンが食べたくなる魅力があります。
まとめ
一ノ瀬ワタルさんが出演する『マルちゃんZUBAAAN!博多豚骨ラーメン』のCMでは、彼の迫力ある演技と博多弁が楽しめますが、実は博多出身ではなく、佐賀県嬉野市出身ということがわかりました。
九州出身という点では間違いないので、CMの中で博多の味を豪快に楽しむ一ノ瀬さんの姿や『マルちゃんZUBAAAN!博多豚骨ラーメン』を、ぜひチェックしてみてください!