インターネット上に投稿したイラストや画像が、無断で使われてしまうのを防ぐための工夫はいくつかあります。
その中でも手軽で効果的な方法が「ウォーターマーク(透かし)」を入れることです。
今回は、ウォーターマークに使いやすい文言やデザインのアイデアをご紹介します。
イラストや画像の無断転載を防ぐ「ウォーターマーク」
ウォーターマークは、投稿した画像やイラストが無断で使われるのを防ぐために役立ちます。
画像にうっすらと重ねられる透かし文字が、あなたの作品であることを主張し、無断使用に対する抑止力となります。
ウォーターマークによく使われる文言
以下、ウォーターマークとしてよく使われる文言やデザインのアイデアをいくつかご紹介します。
コピーライト表記
著作権を表す「コピーライト」表記は、ウォーターマークの定番です。
表記方法としては「© 西暦年 著作者名」の形式で、たとえば「© 2024 作者名」と書かれます。
この表記により、画像が無断で転載された場合に法的な主張がしやすくなります。
無断転載禁止などの警告文
シンプルな警告文も効果的です。
- 無断転載禁止
- Do not repost
- 複製・二次使用禁止
- Reproduction and secondary use prohibited.
などの文言が一般的です。
最近は
- 無断転載・AIトレーニング禁止
- Unauthorized Reposting & AI Training Prohibited.
など、AI関連の無断利用も避けるための表記も増えてきました。
ロゴデザインやロゴマーク
自企業のロゴや、自分の名前をロゴ化してウォーターマークに使うのもおすすめです。
ロゴマークはコピーライト表記よりもやや柔らかい印象を与えますが、誰がオリジナルの著作権者かを示すためには十分です。
また、見た人への宣伝効果も期待できます。
作家名・SNSのID・URL
シンプルに作家名やSNSのID、URLを記載する方法もあります。
ロゴほど凝っていなくても、十分に効果がありますし、作品のオリジナルが誰なのかを示すことで一定の防止策となります。
組み合わせてより強固なウォーターマークに
上記の要素を組み合わせることで、より強固なウォーターマークを作成できます。
たとえば「無断転載禁止 + 作者名」といった形で複数の要素を盛り込むことで、さらに効果的な防止策となります。
ウォーターマークをどう入れる?具体的な方法
画像作成ソフトでウォーターマークを追加する手軽な方法は、テキストツールを使って文字を画像に重ねるものです。
画像の色に似せたり透明度を上げたりすると、目立たせずに主張が可能です。
また、あえて目立つ色で警告文を配置するのも有効です。
さらに、透かしを画像全体に広げておくと、一部だけ消されて使われるのを防げます。
まとめ
ウォーターマークは簡単に導入できる無断転載防止の手段です。
自分の作品を守るために、ぜひ活用してみてください。