こんにちは!今回は、静岡県を中心に話題となっている「黒いテープ事件」についてお話しします。
9月に入り、複数の観光施設や公共の場で、コンセントの差し込み口が黒いテープでふさがれるという迷惑行為が続発しています。
どこでこの被害が確認されたのか、詳しくまとめていきます!
静岡県内での黒いテープ貼り被害の場所
まず、静岡県内で報告された黒いテープの被害箇所を見ていきましょう。
体感型動物園「イズー」・「カワズー」
体感型動物園iZoo(イズー)は静岡県賀茂郡河津町浜406−2にあります。
カエル展示施設「KawaZoo(カワズー)」はイズーの姉妹施設。同じ河津町の梨本377−1にあります。
9月9日、「体感型動物園iZoo(イズー)」の展示スペースや外のコンセント、トイレなど計82か所に黒いテープが貼られているのが発見されました。
同じく、カエル展示施設「KawaZoo(カワズー)」でも7か所にテープが貼られていたことが確認されています。
イズーの防犯カメラにテープ貼り行為がうつっていた
イズーの防犯カメラには、1時間半ほどかけてテープを貼って回っていた人物が映っていました。
熱川バナナワニ園
9月22日には、熱川バナナワニ園で7か所に黒いテープが貼られる被害が確認されました。
熱川バナナワニ園は静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本125にあります。
伊豆アニマルキングダム
9月23日、伊豆アニマルキングダムでも園内のトイレなど計58か所に黒いテープが貼られているのが見つかりました。
伊豆アニマルキングダムは静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3344にあります。
下田海中水族館
同じ9月23日、下田海中水族館では30数か所のコンセントに黒いテープが貼られていたことがわかりました。
中にはプラグを一度抜いてテープを貼り、その後プラグを戻すというケースもあったとのことです。
プラグを抜くことで生物に影響が及ぶ可能性もあるため、非常に危険な行為です。
シャボテン動物公園・ぐらんぱる公園・ランプミュージアム
さらに、伊豆シャボテン動物公園、グループ施設である伊豆ぐらんぱる公園やニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンでも同様の被害が見つかっています。
伊豆シャボテン動物公園は静岡県伊東市富戸1317−13にあります。
伊豆ぐらんぱる公園は同じ伊東市の富戸1090にあります。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンは同じ伊東市の富戸841−1にあります。
下田ロープウェイ
下田ロープウェイの男子トイレや共用スペースで、十数か所に黒いテープが貼られているのが確認されました。
9月25日、神奈川県小田原市に住む50歳の女性が男子トイレに侵入したとして逮捕されていますが、黒いテープ事件との関連はまだ不明です。
下田ロープウェイのりば(新下田駅)は静岡県下田市東本郷1丁目3−番2号にあります。
福島県でも黒いテープ被害
静岡県で発生した黒いテープ事件と同様の被害が、福島県でも確認されています。以下は福島での被害場所です。
福島県田村市:あぶくま洞
観光鍾乳洞「あぶくま洞」は福島県田村市滝根町菅谷東釜山1にあります。
福島県田村市:星の村天文台
星の村天文台は同じく田村市滝根町の神俣糠塚60−1にあります。
この2か所で、コンセント周辺に黒いテープが貼られているのが見つかりました。
屋外のコンセントカバーやトイレの中など複数の場所で、黒いテープが貼られているのが発見されました。
さらに、一部ではアダプターが外されてからテープが貼られ、再び差し込まれていたため、すぐには気づきにくい状況だったようです。
これらの被害は数週間前、もしくはそれよりも前に発見されていたものが含まれているという情報もあります。
まとめ
今回の黒いテープ事件は、静岡県を中心に広がり、福島県でも同様の被害が確認されています。
犯行の目的や動機については、いまだ不明な部分が多いです。今後の捜査の進展を注目したいですね。
機械や飼育している動物に影響があるかもしれない迷惑行為のため、これ以上起きないことを願います。